ここでは、データ保護のための取り組みに着目しています。

ファイアウォール

ファイアウォールとは、内部ネットワークそのものを保護する”防火壁”を指します。デバイスではなく、内部ネットワークごとに導入されるものであり、企業や大学をはじめ、大規模なローカルネットワークを構築している組織内において導入されています。

データ保護ソフトウェア

データ保護ソフトウェアは、デバイス単位で導入されるものであり、ウイルス感染や悪意のある攻撃からデバイスを保護します。定期的なヘルスチェックなども行っており、これ1つでたいていのセキュリティ対策が施されます。

暗号化

暗号化とは、データやウェブサイトを一時的に暗号化して、人間に読めない形にして通信したり、保管したりする技術を指します。たとえ暗号化されたデータが第三者に送信されたとしても、復号する術がないため、実質的にデータを守ることができます。

個人単位での取り組み

データ保護のためにツールを使うことはもちろん重要ですが、個人がデータ保護のために取り組むべき項目もいくつかあります。

  • 外部のサービスを使わない
  • フリーのサービスを使わない
  • ビジネスデータを私的に流用しない
  • 企業や大学ごとに定められているコンプライアンス項目を遵守する

以上の点は、個人単位で努めることが推奨されている項目です。ぜひ頭に入れたうえで守るようにしましょう。